BooT.oneプロジェクトテンプレート(B_ARCHITECTURE_STRUCTURE.rte)の建具リスト(集計表:A22_建具表_ドア ビューテンプレート: A22_ドア_建具表)では、

カーテンウォール(実際はカーテンウォールの一部品であるドアカテゴリのカーテンパネル)を集計した際に、「形式」欄に「姿」と入力し、集計表の条件付き書式設定機能で、黒く塗り潰すといった運用になっているものかと思います。

これはW/H欄に使われている共有パラメータがファミリパラメータであり、プロジェクトパラメータになっておらず、またカーテンパネルファミリには読み込まれていない為、入力不可能。

またTW/TH欄に使われている組込パラメータ「幅/高さ」には自動的にカーテンパネルのモデルジオメトリと紐づいた寸法値が入力されてしまうためだと思われます。

弊社ではこの黒塗り表現に否定的な意見を持つ設計者が少なくありません。

W/H欄に使われている共有パラメータをドア/窓カテゴリのプロジェクトパラメータとして読み込み、

またTW/TH欄にも共有パラメータ(プロジェクト/ファミリ)を使用すれば、カーテンウォール(カーテンパネル)の場合は任意の数値をユーザが書き込め、

BooT.oneドア・窓コマンドで作成したファミリに関してはモデルジオメトリの数値を表示することは可能だと思われます。

(※この場合プログラムの改変、もしくはファミリ上での建具リスト表示用共有パラメータとモデルジオメトリの関連付けは必要かと思われますが)

この場合、建具リストでの黒塗り表現は避けられると思うのですが、この運用はいかがでしょうか？